ピアノ定番曲🎹 「乙女の祈り👸✨ 」

🎵吉川・越谷・三郷・松伏のピアノ教室
yuka-y ピアノ教室の山田由佳です🎵

乙女の祈り。

数多くあるピアノ曲の中でも有名な曲のひとつ。 

ピアノを習っている人には大変ポピュラーの曲です。 

私も幼い時に憧れた曲で、何度もCDを聴いていました📻

ポーランド出身の女流作曲家、ピアニストのバダジェフスカ(1834-1861)が22歳の時に作曲した作品。 

19世紀半ばの当時、作曲家は男性が圧倒的に多いですから、珍しい存在ですよね 😀

大人のバイエルテキストの最後のレパートリーとして、「乙女の祈り」(易しいバージョンです。) が載っています。 

今、大人の生徒さんがチャレンジ中でなのですが、とてもきれいに弾いてくださっています♪

「子供のときに、原曲を弾いたことがある」とのことでしたので、「バイエルを卒業したら、原曲をもう一度弾いてみませんか?」と提案したところ、 

 「もうすっかり忘れてしまったし、弾けないかも。。でも…弾きたい!」と嬉しそうに仰ってくださいました。 

弾きたい曲が弾ける喜び、ピアノを習っている方ならわかると思います😊 

決して楽ではないですが、好きな曲だと練習も楽しいですよね! 

乙女の祈り 小話♥ 

婚活の曲?! 

●乙女の祈り」は19世紀のピアノ事情と大きく結びつきながら、後世まで受け継がれる曲となりました。当時、中産階級の若い娘たちにピアノを学ばせることが流行しました。ピアノをうまく弾けることは女性にとってステータスであり、また幸せな結婚生活を願いながら男性にアピールする格好のアクセサリーでもあったのです。サロンでは弾きやすく、かつ、上品な曲が好まれました。それに適した曲が「乙女の祈り」。この曲は瞬く間に売れ、世界中で100万部のセールスとなったのです。

●女子力満載!
「乙女の祈り」は幸せな結婚生活を夢見た若い女性が男性にアピールしながら弾いたサロン音楽の象徴であり、まさに女子力満載の作品。「乙女の祈り」は、あの有名なメロディーが少しずつ変わりながら展開していく変奏曲ですが、沢山の乙女ポイントが。耳にアピール!目にアピール!そして安定感でアピール!これで意中の男性もイチコロ?!

●ピアノを上手く演奏できることは女性にとってはステータスでした。そして幸せな結婚生活を夢見ながら男性にアピールするサロン音楽の象徴が「乙女の祈り」だったのです。 

皆さん、ご存知でしたか? 😆

確かに… !!

全体的に優雅で美しく、オクターブや中間の手をクロスさせて演奏する部分など、演奏効果が高く、かつ、丁度いい難易度の作品はとても好まれたと思われます💖

オクターブ、10連符や7連符が多く出てくるので、 初級から勉強されてきた方は、はじめは難しさを感じると思いますが、そこをクリアすれば、音の使い方は単純。

同じ響きの音で、音の数等が増えていくだけ、という感じで覚えられます💡 

オクターブが多いので、まだ手の小さい子にとっては少しの間はお預け💨。。となってしまう曲ですが、初級を終えたくらいの生徒さんにおススメの曲のひとつです🎹

私はバイエルを終えた生徒さんに、まずは「エリーゼのために」→『次は、乙女の祈りはいかがですか?」という流れでおすすめすることが多いかも🥰

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