ピアノ以外の楽器から学ぶ。~イタリア協奏曲~

イタリア協奏曲。

バッハ作品の中でも華やかで明るく、演奏される機会も多い曲です。

今 3楽章を弾いているのですが…

想像していたより数倍難しい

譜面だけ見るとシンプルで単純そうに見えるし、譜読みは難しくありません。

普段 何気なく弾いているぶんには楽しいし、バッハのピアノの曲の中では わりと簡単だと思っていた(勉強不足💦)のですが…

「舞台で弾く」「人前で弾く」レベルまでもっていくとなると、かなり練習が必要だと感じています。

3楽章は「プレスト」、テンポが速いしペダルも使わないから ごまかしが利きません🤣

集中力は言うまでもありませんが、体力、持久力?! がすごく必要だな‥というのが率直な感想。

元々加速癖がある私は 息つく暇もない演奏になりがち💦

そうなるとブレスがうまくできなくなり、フレージングも短くなってしまいます。

自分の音が聞けていない...

どうしたものかなぁ。。
と思っていた時に聞いた フルート4重奏にアレンジされた演奏が、思いがけず とても参考になりました😮

声部の歌い方、アーティキュレーション、フレージング…

「吹く」ことによって よりダイレクトに表現されるので、分かりやすいんです💡

ピアノは 管楽器のように 息継ぎをする必要がないし、鍵盤を押せば音を鳴らすことができる楽器です。

バイオリンやフルートのように、音程やヴィブラート を気にする必要がありません。

(それが ピアノ演奏の難しさでもあると思いますが。)

協奏曲は本来オーケストラとソロ楽器。

でもこのイタリア協奏曲は、ピアノ一台で演奏します。

全部をひとりでやらなきゃいけないけど、だからといって ひとつひとつの音への意識が薄くなってはダメですよね。

ピアノ以外の楽器から学ぶことっていっぱいあります!

この曲はもともとチェンバロのために書かれた作品なので、チェンバロも もちろん聞きました。


ピアノは自分でタッチを変えて 音色を変える必要がありますが、

チェンバロは 上の段と下の段、段を変えて巧みに弾き分けるので、手の使い方もピアノと違う部分も多く、とても興味深いです。

現代のピアノには フルート四重奏の演奏のほうが 私的にはしっくりくる部分が多かったです😊

先生になっても 日々勉強!

♥体験レッスン、お問い合わせはこちから♥

お問い合わせ https://yuka-y-piano.com/contact/

体験レッスン https://yuka-y-piano.com/trial/

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次