バイエルは古い?! ~バイエル何番?ピアノの進度はどのくらい?~ 

今回は「バイエル」ついて取り上げます。 

なぜ急にバイエルなのか?! というと。。 

きっかけがありまして・・・ 

サブタイトルにも上げましたが 『バイエル何番?ピアノの進度はどのくらい?』というお話から。 

先日こんなことがありました。 

生徒さんのママから、ご親戚に「●ちゃんは今、バイエル何番くらいなの?」と聞かれたそうで、●ちゃんはバイエルは使っていないので(私は子供のピアノレッスンでバイエルを使いません。) 

ママがちょっと返答に困りながら、今弾いている曲のタイトルのを言ったら 「〇〇?!すごい簡単なやつだね。」という反応が返ってきたという。。 😑

確かに曲自体は有名だし、弾こうとおもえば指一本で弾けるかもだけど、●ちゃんは移調して、きちんと左手伴奏も入れたバージョンですよ?!・・・と私は反論したい! 💥

とはいえ.. 

バイエルは昔からピアノの教本として使われ、かつては ピアノといえばバイエル

ピアノを習ったことのある方なら知らない人はいない教本。 

「バイエル」はピアノ教本としてよく知られていますが、人の名前です。

ピアニストであり作曲家、教育者としても活躍したフェルディナント・バイエル

バイエルさんが1851年頃に ピアノの入門を学ぶために作った教則本が「バイエル」。

「バイエル」と呼ばれるのはこの教本のことを指しています。

私も導入はバイエルでしたし、生徒さんの親御さん世代 は初めての教本がバイエルだった方も多いかと思います。 

そう考えたら「今、バイエル何番?」と進度を計るのも分かります💨

ですが バイエル後半の曲は、ブルグミュラーの前半の曲より譜読みやテクニックが必要な曲もありますし、 

進度や曲の難易度を一言で言い表すのは難しいんです。 

本題に戻して。。 

私がバイエルを使わない理由は 

ヘ音記号が出てくるまでに時間がかかる 

●高いドからのスタートであること 

真ん中のドの音からスタートしたい! 

真ん中のドからト音記号↑ドレミ  ヘ音記号↓ドシラというほうが分かりやすいと考えています。 
 

●全曲106曲と曲数が多く、終えるまでに時間がかかる 

●右手にメロディー+左手に伴奏形のパターンが多く、近現代スタイルがでてこない 

今は選ぶのに苦労するくらい、たくさんの素晴らしい教材があります。 

ピアノという習い事の目的も 多様化したためだと思います。 

バイエルが悪いとかではなく、バイエルよりいい教材が出てきた、それだけ。 

上記のようなデメリットを感じつつも、バイエルはやはり基礎のテクニックは身に付くと思っていて、 

私は大人のレッスンの導入には今もバイエルを使っています。 

といっても「大人のためのバイエル」です。 

子どものバイエルと違い、大事な曲を抜粋していて、大人の方が基礎を固めるのに 大変効率的で効果的です! 

以前に紹介させていただきました ↓

 

現在も保育士や幼稚園、小学校の教員採用試験でバイエルが課題曲とされていることろもあり、教材としてバイエルを使用する学校も多いです。 

ですので、保育士や幼稚園教諭を志望する生徒さんは必すバイエルをやっています。 

今回はバイエルを取り上げてましたが、どの教本にもメリットやデメリットはありますから、そのあたりをきちんと把握した上で、他の教本で補ったり、バランスを考えてレッスンしております 😊

♥体験レッスン、お問い合わせはこちから♥

体験レッスン https://yuka-y-piano.com/trial/

お問い合わせ https://yuka-y-piano.com/contact/

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