楽譜見て!!「覚えて弾く」はNG?!
🎵吉川・越谷・三郷・松伏のピアノ教室
yuka-y ピアノ教室の山田由佳です🎵
ピアノを弾く時、楽譜を見ないで手元を見て弾いている という方、けっこういらっしゃると思います。。
楽譜を見て弾くということは、当たり前のように感じますが、初心者の方や子どもにとっては 実はとても難しいことです。
音符を読んで 楽譜を見ながら弾くことが苦手な生徒さんは、指の動きを覚えてしまい、ほぼ暗譜状態で弾くので、楽譜を読んでいない?! ということになりますよね 。。
「覚えて弾く」は 子どもだけでなく大人の方にも多く見られます。
子どもの場合は、わりと耳が良い生徒さんに多くみられ、一概に悪いことではないようにも思えますが。。
<楽譜を見ないと起こりがち…> 👇
楽譜をきちんと見ていないので、間違えたまま覚えてしまっていることも多く、 直すのに時間がかかったり、注意を書いても見落とし、何度も同じ注意が繰り返される、ということが多いです💦
そして子どものレッスンだけでなく、大人の生徒さんのレッスンでもよくあること、曲の途中で「ん?今どこを弾いてる??」 という事態。
覚えてから弾く場合だと、途中から弾くことが難しい。。
ミスなどで止まってしまって時に 途中から弾こうとしても、手元、鍵盤を見ているので楽譜のどこを弾いているか 分からなくなってしまい、 曲の最初に戻る、なんてこともよくあります。
<なんで楽譜見る必要があるのか?> 👇
まず、楽譜を見るということは、音や指の番号、リズム、を間違えないようにすること、そしてスラーやタイ、スタッカート、テンポ、強弱などを把握するため。
でもこれだけではありません😉
★曲の仕上がりが早くなってくる
楽譜を見ないと音符が読めるようになりませんよね!?
楽譜をしっかり見て弾く力が身に付くと、難しい曲にチャレンジするときでも 譜読みで大苦戦…ということは避けられると思います💡
★先を読むことができる=次の音の準備が出来る
楽譜は 今弾いているところと、すこし先の 両方見ることが実は大切なんです。
次にどこへ行くのか分からなければ、次の音の準備ができないよね?!
でも..<どうやって練習したらよいのでしょう?> 👇
①鍵盤の位置感覚を身に付けよう!
まったく鍵盤を見てはいけない、ということではありません。
基本は楽譜に目線。
楽譜を見ながら、音が飛ぶ時や、位置が不安な時など、必要に応じて鍵盤を見ます。
鍵盤の位置を覚えるのは重要なことです。
音と音との距離や鍵盤の場所を、手・指の開き方で覚える必要があります。
ピアノには音がたくさんあって鍵盤は広いし、楽譜にも音符がいっぱい🎶。。
目で確認するだけでは間に合いません 💨
難しい曲になればなるほど、音は多いしリズムも複雑。。
少しずつ、楽譜を見ながら弾く練習をして、鍵盤の幅感を身に付けていくといいと思います💡
簡単で短い曲、音が少ない曲や跳躍のない曲から練習していくのがいいですね!
②譜読み力アップさせる
楽譜を見ながら弾くのですから、楽譜・音を読めることは必須です。
楽譜が読めていないと動きを覚えて弾くしかないので、手元だけを見て弾くようになってしまいます。
まずは完璧でなくとも、ある程度の譜読みが出来るようにしていきましょう!
③途中から弾く練習
レッスンでも「ここから弾いてみて」と、途中から弾く練習をしています。
皆さんこれがなかなか難しい様子‥💦
楽譜を見ていないと途中から弾き始めることはできませんので、楽譜を見ながら弾く良い練習になります。
お家でも取り入れて欲しい練習方法です。
手元をガッツリと見なくても大丈夫になると、「ここは こう弾きたいな♪」とか、曲想を考える余裕が生まれてきて、演奏がより楽しく感じられると思います✨
はじめは弾くことで精一杯で うまくいかないかもしれませんが、 楽譜を見て弾けるはとても重要です。
少しづつ慣らしていけば、いつの間にか 気がついたら楽譜を見ながらスラスラ弾く が当たり前になってた❣ に必ずなりますよ(^^♪
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